私が、本当になりたい私であるために。
2019-01-23 Wednesday
先日ソウルで2万人規模のイベントで歌わせて頂いて思ったのです。
目を背けずにいよう。
言い訳をやめよう。
本当にやりたいこと、その目的のために生きよう。
私のハガキを持ってくれてはる方はご存知かもしれないけど、私にはやりたいこと、やらなければいけないことが2つあるのです。
1つは当然、音楽。
そしてもう1つは教育。
私は将来的に、本当に学びたいのに、経済的な理由で学べない子供たちのための教育財団を作りたいと思っているのです。
今まで20年以上教育に関わってきて、そして大学で11年勤務していて、才能があるのに経済的な理由で辞めていかざるを得ない、あるいは学費を払うためにバイトに明け暮れて、結局学校に来れない、疲れて練習できない、そんな子たちを相当数見てきました。
奨学金は素晴らしい制度やし、みんな頼りにしているとは思うけど、でもそのほとんどは、つまりは学生ローン(借金)だったりする。
特に我々のようなミュージシャンにとって、夢を追えば追うほどに、卒業直後から長期にわたるその返済は本当に過酷。
そしてまた、才能ある若者が音楽を諦めていく。
もちろん条件はあるやろし、理想論だと言われるかもしれない。
でも、私は【給付型奨学金】を与える教育財団を作りたい。
特に芸術と医療に関して。
そしてもう1つ、がんの撲滅。
愛する人が私を置いてあっけなくがんで逝ってから2年。
それでも私は、がんは治る病気やと信じています。
免疫を上げること。
深く呼吸すること、ゲラゲラ笑って過ごすこと、笑顔で大きい声を出すこと。
歌うこと。
これ全部、私できる。
私と同じように、愛する人を喪った誰かの悲しみを癒したり、勇気付けたり、あるいはその悲しみそのものを少なくしたり、そんなこともできるかもしれない。
もしかしたら私は、いつかまたお空で出会えるはずの彼に褒めてもらいたいだけなのかもしれないけれど。
だから、ちゃんとその夢を実現するための費用を賄える人にならないといけない。
もちろん今も大好きなお仕事だけをして、自分だけなら今のままでも充分すぎるほど自由に生活させてもらえているけど、他にも始めます。
もちろん音楽をメインでするけど、収入の柱を音楽だけにこだわらない。
これを認めるのが怖くて、動けなかった。
誰かを助けられる自分であるために。
大好きなことをするために。
世界がもっと美しく回るために。
私が、本当になりたい私であるために。
もし良かったら、どうか私の夢に協力してください。
応援してもらえると、とても嬉しいです。