幸多かれと祈ります
2017-04-01 Saturday
3月31日付で、大阪芸術大学での教員生活が終わりました。
色んなことがありましたが、お世話になった皆さんにはほんまに感謝しかありません。
ありがとうございました。
そして、思うのはいつも同じ。
いい学生に恵まれました。
今までに多分のべ3000人くらいは教えてきたけど、大学で出会った彼らはみんなとても純粋で一生懸命で、もちろん全員がその専門の道に進むわけではないのだけど、それは何の問題でもなくて、とにかく必死にもがきながら苦しみながら前に進もうとする姿は、いつも私の背中を押してくれました。
教育とは、時間を売ってその対価を得るものではないと思っています。
対価のために、片手間にやるものやない。
楽してお金を稼ぐためのものやない。
できるだけ少ない時間で、できるだけ多くの対価を得ようとするような、効率の良さを求めるものではない。
そう思ってきました。
彼らの人生に影響するのだから、本気で関わらないとあかん。
私は恐らく、彼ら以上に彼らの人生にコミットしてきました。
本気で関わってきました。
それは自信を持って言えるのです。
何か写真載せようと思って探し始めたら、何かどころか自分のアルバムの中が学生や大学イベントの写真ばっかりで、笑いながらちょっと泣けました。笑
みんなありがとう。
現役の子も、卒業した子も。
そしてこれから入学してくれる子たちも。
とても、とても愛しているよ。
またどこかで会うこともきっとあるはず。
それでも、敢えて伝えます。
ありがとう。
これからの人生に、幸多かれと祈ります。
大阪芸術大学 演奏学科ポピュラー音楽コース
准教授 藤村麻紀